ロアッソ熊本の2016シーズンは、大きな困難が伴った一年だった。
4勝1分2敗と開幕ダッシュに成功した4月、熊本地震が発生し、チームは活動休止に追い込まれてしまう。1か月後からリーグ戦に復帰したものの、ホームの熊本県民総合運動公園陸上競技場が支援物資の集積所となっていたため使えず、柏や神戸、鳥栖でホームゲームを開催。選手のコンディション管理は難しく、また延期試合の影響で日程もハードとなり、結局16位で長いシーズンを終えた。
今季も引き続き清川浩行監督が指揮を執る。
Roasso Kumamoto 2017 Puma Home
熊本といえば昨季、ユニフォームがアーセナルに似ていることが話題となったが、2017モデルはクラブカラーである赤を基調としたボーダー柄を採用した。
右袖のホームタウン表記には、地震で大きな被害を受けた熊本城を今季から追加。熊本のシンボルでもある「熊本城」を表記し、選手・サポーターが熊本ブランドを全国へ発信することによって、このユニフォームを着た全員が熊本復興の光となるようにという想いが込められている。
背面の「くまモン」はすっかり定着。
着ているユニフォームも2017シーズン仕様となっている。
今季のホーム(1st)は全身赤!火の国・熊本らしい燃え上がるようなコーディネートだ。