9日、ベルギー1部リーグのメヘレンは「元ギリシャ代表MFソティリス・ニニスを獲得した」と公式発表した。

契約期間は2年半。シャルルロワとの契約は解除されていたため、移籍金は発生していない。

アルバニア生まれであるがギリシャで育ったニニス。若くしてパナシナイコスの中心的な選手となり、18歳でフル代表に招集されるなど「神童」として大きな話題を集める存在だった。

しかし2011年に大きな怪我を負って長期離脱を余儀なくされ、イタリア・セリエAのパルマへの移籍も成功を収められなかった。

2014年には古巣パナシナイコスに戻ったものの、そこでもインパクトを残せず、一昨年ベルギーのシャルルロワへ加入。

そこそこの活躍を見せていたが、先月そことの契約も解除されてフリーエージェントに。それからしばらくしてメヘレンへの加入が発表されることになった。

かつては世界トップクラスの選手になるのではないかと考えられていたニニスであるが、シーズンを通して活躍しないまま20代中盤になってしまった。とはいえ1990年生まれであり、まだまだポテンシャルは残っているはずだ。

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