14日、『Tuttosport』は「トリノに所属しているイタリア代表FWアンドレア・ベロッティに対し、中国超級リーグの天津権健が関心を寄せている」と報じた。

設定されている移籍金は1億ユーロ(およそ121.4億円)で、記事によれば天津権健側からの給与の提示は年間1500万ユーロ(およそ18.2億円)であるとのこと。

アンドレア・ベロッティは1993年生まれの23歳。2015年にパレルモからトリノへと移籍し、今季ストライカーとして大ブレイクを果たした選手だ。

イタリア代表でもここまで5試合で3ゴールと活躍しており、セリエAでも最も注目を集める選手の一人である。

彼に対してはチェルシーやアーセナル(ヴェンゲル監督は「ニセニュース」と発言して否定したが)などが関心を寄せていると言われている。

しかし、彼には今回中国超級リーグの天津権健が接近しており、大きな給与を提示しているというのだ。

天津権健の監督は元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロが務めており、セリエAとのコネクションは太いと考えられている。

狙っていたクロアチア代表FWニコラ・カリニッチの獲得には、フィオレンティーナの抵抗もあって失敗しつつあると言われる天津権健。その代わりにベロッティとなれば、むしろそれ以上の補強になるはずだ。

もし23歳という若さのベロッティが中国へ行く決断をすれば、世界に大きな驚きを与えることになるだろう。

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