17日、『Independent』は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ジョエル・マティプの状況に不安を述べた」と報じた。
現在行われているアフリカ杯への出場を辞退したマティプ。しかし、カメルーン代表側が彼を訴えたことによって、現在FIFAによる調査が行われている。
出場義務があると考えられれば、その大会開催期間中はプレミアリーグに出場できないことになる。
マティプ自身は2015年に代表は引退していると宣言しているものの、今回ウーゴ・ブロース監督が復帰を要請していた。
調査期間中ももちろんジョエル・マティプはプレミアリーグへの出場を見合わせなければならないため、リヴァプールは彼をメンバーから外している状態だ。
ユルゲン・クロップ監督はこの件について以下のように話し、もし無罪でも実質出場停止になるのは納得できないと語った。
ユルゲン・クロップ
「私の人生には、こんなシチュエーションはそれほどなかった。物事は…思うに、私はそれに立ち向かわなければならないし、それは重要だ。
誰も非難はしたくないが、サポーターは我々が行っているプロセスを知るに値する。
現時点では、我々は何も間違ったことはしていないと確信している。ジョエル・マティプも何も間違ったことはしていない。彼はカメルーン代表で2015年からプレーしていないんだ。
現時点で彼はメンバーに入れていない。100%彼がプレーできるのかどうか確信できないからだ。
この数日はリヴァプールの担当部門が忙しい状況だった。明日ジョエルを使えるように手続きをしていたが、それが出来るかどうかまだ確信できない。
FIFAは金曜日に通知すると言っている。彼らはこのケースを検討するかどうかを決断する。私は人生においてルールは受け入れるが、かなり難しい状況だ。
1月2日からの8試合に関与する問題だ。ジョエルはフィットしているのに。もし結果が我々の思うようになったとして、彼は8試合を欠場するわけだ。何も間違ったことはしていないのに。
私はルールは受け入れるが、彼らは人間としての感覚に基盤を置くべきだ。このケースでいえば、これ以上のことは何もできない。本当に難しい」