『Newsday』は22日、「石油会社Totalのウェブサイトがハッキング被害に遭い、アクセスが不能になった」と報じた。

Totalはフランスの首都パリに本社を置いている総合石油エネルギー企業であり、Elfのブランドでも商品を展開している。

現在ガボンで行われているアフリカネイションズカップでもメインスポンサーとなっており、大会の開催を継続的に支える企業の一つだ。

しかし日曜日、そのウェブサイトが突然ダウン。そしてロシアに拠点を置くというハッカーのグループが声明を発表し、攻撃を行ったことを明らかにした。

また、土曜日にはアフリカネイションズカップ公式サイトも同じようにハッキング被害に遭っており、これも同じ犯人による可能性があると考えられている。

会場となっているガボンでは、昨年第3代大統領のアリー・ボンゴ・オンディンバ氏が選挙で勝利を収め、2期目をスタートさせている。

しかしそのプロセスにおいては何らかの違反があったという主張もあり、全国で暴動が発生する騒ぎにもなった。

ガボンでは大統領に大きな権限が与えられており、そこでは独裁的な政治が行われているとの批判もある。

石油資源が豊富な国であるが、その富が一部の層に集中しているとも言われており、第2代大統領オマール・ボンゴ・オンディンバの息子であるアリーにも風当たりは強い。

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