今年もサッカー界で爆買いを続ける中国。政府から介入のため今後もそれが続くのかはやや不透明になってきたが、ふたたび大物選手が中国行きを決めるかもしれない。

『Sky Sport Italia』によれば、元イタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコにその可能性が浮上しているようだ。

2015年からMLSのトロントFCでプレーしているジョヴィンコは今月26日で30歳になった。チームとの契約は2019年まであるが、中国行きの可能性を否定しなかったそう。

セバスティアン・ジョヴィンコ(トロントFW)

「正直に言えば、27歳以上に年を取っているとは感じていないんだ。メンタル的にもフィジカル的にもね。

(中国の)マーケットは本当に加熱しているね。

自分にも関心を持っていると言われたし、トロントと話し合って見定めることになるだろう。

僕はここでハッピーだよ。でも、クラブがしたいことを見定めることになるだろうね。

エージェントからはオファーがあると伝えられた。でもどのクラブかは言われなかった。

カナダでハッピーだから(イタリアに)戻るつもりはないよ。

自分が去った後もユヴェントスはイタリア最強クラブであり続けている。他のイタリアのチームでプレーすることは考えたことがないね」

「(バルサを断ったのは)事実さ。かつてバルセロナから興味を持たれていた。

でも、あそこでは自分はボールボーイになっていただろう。

攻撃陣には3人のスターが揃っているし、自分はまったくプレーできなかったはずさ。

プレーがしたかったので、興味を持たなかったんだ。

ネイマール、レオ・メッシ、ルイス・スアレスは片足でプレーしても違いを生み出すだろう。

だから、自分にとっては行っても意味がなかったんだよ」

バルサからの関心を認めつつ、プレー機会を考慮して断ったという。そして、中国への移籍については、ありえないことはないと仄めかしたようだ。

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