『Stuttgarter Nachrichten』は28日、「シュトゥットガルトの浅野拓磨は、30m走でウサイン・ボルトより速い」と報じた。
昨夏サンフレッチェ広島からアーセナルへ移籍し、すぐにドイツ2部のシュトゥットガルトへ貸し出された浅野。ここまで13試合2得点と、サイドで起用される機会が多いとはいえFWとしてはやや物足りない成績だ。
しかし、チームの浅野に対する評価は悪くないようだ。
シュトゥットガルトの地元紙『Stuttgarter Nachrichten』によると、浅野が練習中の30m走で3.67秒を記録し、コーチ陣を驚かせたのだという。
.@VfB #Stuttgart: Tempo, Tempo, Tempo https://t.co/CDQVkf5slF pic.twitter.com/kfXqa6udHq
— StN_News (@StN_News) 2017年1月28日
サッカー界の“スピード自慢”といえば、ドルトムントのピエール・オーバメヤングだろう。
オーバメヤングはかつて30m走で3.70秒を記録したが、これはあのウサイン・ボルトが100m9.58秒の世界記録を樹立した時の30mの走破タイム3.78秒を上回るということで大きな話題となった。
しかし今回、“ジャガー”の愛称で知られる浅野が計測したタイムは、“サッカー界最速”との呼び声も高いオーバメヤングを0.03秒上回るものだったというのだ。
クラブの関係者は浅野の才能や爆発的なスピードを持っていることは認識していたが、この数字にはさすがに驚かされたようだ。
ちなみに40m走のタイムでは、アーセナルのエクトル・ベジェリンがボルトを上回っていることが伝えられている。