『Sky Italia』は4日、「ACミランとウルグアイ代表DFマルティン・カセレスの交渉が停滞している」と報じた。
昨年夏にユヴェントスとの契約が満了になり、その後はフリーエージェントとなっているマルティン・カセレス。
数ヶ月間の無所属を経験したものの、今冬のマーケットでACミランへの加入が近づき、ようやくピッチに復帰できる目処が立った。そして金曜日にはメディカルチェックにも合格することとなり、契約は間近であると考えられていた。
ところがそれから一転、個人的な条件を交渉する中で両者の間に亀裂が走り、『Milan TV』はそれが破談になったと伝えた。ミラン側は半年でボーナスを含めて70万ユーロ(およそ8450万円)を提示していたが、カセレス側は150万ユーロ(およそ1.8億円)を求めていたとのこと。
激しい競争から長い間離れていることを考えれば、ミラン側としてもそれほど大きな給与を提示することは難しいはず。
なお、半年で150万ユーロ、つまり年間300万ユーロ(およそ3.6億円)となると、これは先日ロシアへ移籍したFWルイス・アドリアーノと同じ額であり、チーム2番目の高給取りになる。ちなみに、年間140万ユーロ(およそ1.7億円)であればホセ・ソサやデ・シーリョ、クツカ、アントネッリらとほぼ同程度だった。
報道によれば、カセレスは今後イングランドかロシアで移籍先を探す予定で、ロコモティフ・モスクワが接近しているとも伝えられている。