2015年の終わりにサッカー選手が好むファッションブランドを紹介したが、早くも1年が経過した。ジバンシィやフィリップ・プレイン、ディースクエアードといったブランドはまだまだ人気だが、あれから粋の良いブランドがたくさん登場している。

今回は、アーセナルのおしゃれ番長エクトル・ベジェリンが昨年1年多く着用していたブランド「オフホワイト」を紹介しよう。

オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブローとは?

DJ、建築家、カニエ・ウェストのクリエイティブディレクターであるヴァージル・アブローが2014年にファッションブランドを立ち上げてから早2年以上が立つ。正式名称は「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」と長い。

日本でもストリートブランドは2015年頃から非常に勢いがあり、ヴェトモン(マルタン・マルジェラ、ルイ・ヴィトンのウィメンズでデザイナーを務めたデムナ・ジバサリアが2014年にスタート)、シュプリーム(何とルイ・ヴィトンとコラボ)、フィアオブゴッドらが注目されてきた。

画像はヴェトモンのコレクションより。とにかくビッグシルエットが昨今の流行りであり、“緩い”を通り越して“だぼだぼ”なのが今のトレンドだ。

だが、こうしたアイテムは私が調べた限りでは思ったよりサッカー選手は着用しておらず、これまで通りラグジュアリー・ストリートスタイルとして、ジバンシィ、リック・オウエンスらを取り入れる、もしくは伝統のあるドルチェ&ガッバーナ、ディースクエアードといったブランド着用者が目立った。その中で唯一サッカー選手の間で健闘していたのがオフホワイトだ。

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