『The MAG』は8日、「ニューカッスル・ユナイテッドから中国2部の北京控股に移籍したシェイク・ティオテの移籍金がよくわからない」と伝えた。
今冬のマーケットでも非常に大きな存在感を見せている中国リーグ。1部だけにとどまらず、その大きな投資は2部のクラブにも広がっている。
そして7日、北京控股があの2014年ワールドカップで日本とも対戦したコートジボワール代表MFシェイク・ティオテを獲得した。
OFFICIAL: CL1 club Beijing Enterprises have signed Ivorian midfielder Cheik Tiote (30) from Newcastle United. pic.twitter.com/Q3J0tQ5xgl
— TransferMarkt China (@asaikana) 2017年2月7日
北京控股(旧名:北京八喜)は2004年に設立されたクラブで、2009年からプロ化して2部に参加した。
これまで1部に昇格したことはないが、2014年に北京控股有限公司という国有企業のコングロマリットに買収され、クラブ名やエンブレムを変更するなど生まれ変わった。
2015年からは北京オリンピックスポーツセンターを本拠地として使用しており、1部レベルの施設を整え始めている。
そして、ティオテは今回ニューカッスル・ユナイテッドを離れて北京控股へと移籍することになったのだが、その取引で動いたお金の額がどうも定かでないという。
『Shields Gazzette』はそれを50万ポンド(およそ6900万円)であると伝えており、対して『Chronicle Live』は500万ポンド(およそ6.9億円)だと報じているとのこと。
また、記事によればこの15%がかつて所属していたトゥウェンテ(オランダ)に支払われることになると伝えられている。
前者であればともかく、2部のクラブが後者の500万ポンドを支払ったというのであれば、なんとも驚きの額である。
なお、ニューカッスルはまだティオテの移籍を正式には報告しておらず、事務手続きが行われている状態にあるとのことだ。
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