『Daily Post』は10日、「アーセナル・レディースのナイジェリア女子代表FWアシサット・オショアラが中国に移籍した」と報じた。
アシサット・ラミナ・オショアラは1994年生まれの22歳。2014年の女子U-20ワールドカップで得点王に輝いた選手で、ナイジェリア代表のエースでもある。
前線だけではなく中盤もこなせるなど応用力も豊かで、世界最高クラスの若手女子選手と言われている。
プレースタイルや外見から「女セードルフ」という愛称も持っており、2016年にはアフリカ最優秀女子選手に選ばれていた。
彼女は昨年リヴァプール・レディースからアーセナル・レディースへと移籍し、FAカップ優勝を達成した。
しかしながら現在はアーセナルでの練習に参加しておらず、先日から中国に渡っているという噂が流れている。
本人の側からそれは一旦否定されているのだが、今回さらにメディアからそのオショアラの発言を否定する内容の報道が出ている。
記事によれば、オショアラは既に中国女子リーグの大連権健と契約を済ませており、アーセナルと比較すると4倍もの給与を受け取ることになるという。
大連権健は、ファビオ・カンナヴァーロが率いている天津権健と同じ権健グループが所有するクラブ。資金力を活かして2016年のシーズンを制覇し、今季はPSG女子を率いていたファリド・ベンスティティ監督を引き抜いている。
男子に続き、ついに女子サッカーでまで「爆買い」が行われるようになるのだろうか?