『ESPN』は10日、「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、夏の移籍についてはほとんどないと語った」と報じた。
先日ユナイテッドの副会長エド・ウッドワード氏は、四半期決算を発表した際に夏の計画を語り、投資家に対して『churnはない』と宣言した。
この言葉は「かき回す、泡立つ」などの意味を持ち、要するにそんなに慌ただしいものにはならないということである。
モウリーニョ監督はこの発言について聞かれると、「Churnという単語を知らなかった」と明かしつつ、補強はそれほどないということを確認した。
ジョゼ・モウリーニョ
「まず、『Churn』というのが何なのか友人に聞かなければならなかったよ。知らなかった。自分の語彙にはないものだったね。
いつだって人間は学べるものだ。エドに感謝しないとね。知らない言葉を教えてくれたことに。
彼は完全に正しいと思うね。もちろん、我々はそれについて話している。『次はどうする?』とね。そして、どんなスカッドでも修正の余地はあると分かっているよ。
しかし、我々はまたこのメンバーにポテンシャルがあることを知っている。いい選手がいる。最高の年齢にある者も多い。
我々は2~4名の選手を獲得することを準備している。しかし、それはいい選手に限る。我々の考えや方針を頭に入れられる選手は、チームを改善させることができるからね。
6~7名を売り買いすることには興味はない。1~2名は素晴らしいクオリティがあっても、他は売った選手と似たようなものだ。
我々はそんなゲームをするつもりはない。安定しているし、夏のマーケットは優しいものになるよ。自然なものにね。
何人かの選手が去るだろうし、何人かが来るだろう。しかし、それは自然なことだ。エドが使った言葉はなかなかいいと思うよ」