エールディビジ第22節、アヤックス対スパルタ・ロッテルダム戦での、こんなシーンが話題になっている。
アヤックスFWベルトラン・トラオレがピッチに倒れ込んでいた場面。DFヨエル・フェルトマンはプレーをストップするような仕草と見せつつ、後ろを向いてしまった相手MFイバン・カレロを抜き去ったのだ。
主審が笛を吹くまでプレーを止めてはいけないが、フェルトマンの行為はスポーツマンらしからぬものだとして物議を醸している。
スパルタのアレックス・パストール監督も、相手を騙すようなものだと述べていたという。ただ、フェルトマン本人は単なるトリックだったと一笑に付していたようだ。『metronieuws』が伝えている。
ヨエル・フェルトマン(アヤックスDF)
「あぁ、あれはトリックだったんだ。
ベルトランが倒れていたから、これを利用しようと思った。
ボールを蹴り出すふりをすると、相手が周りを見回したので、その瞬間に行けると思ったんだ。
どんな賞だって貰えるようなものじゃないことは分かっているよ。でもトリック以上のものでもなかった。
笑い飛ばすことができるね」
なお、試合は2-0でアヤックスが勝利している。
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