FAカップの5回戦で、5部相当のサットン・ユナイテッドと対戦したアーセナル。

バイエルンに粉砕された直後ということで一部では「ジャイアントキリング」も予想されたが、敵地で0-2と勝利し準々決勝に駒を進めた。

この一戦はサットンのホームであるガンダー・グリーン・レインで行われ、地元チームの善戦を期待し5000人が訪れた。結果は敗退となってしまったが、ファンや選手にとっては夢のような90分間であったに違いない。

そんなサットン戦後、アーセナルの選手たちがなかなか粋な行動に出ていたという。

英国『Mirror』などによれば、アーセナルの選手たちはこのゲームで着用したユニフォームをそのまま残して帰ったそう。

つまり、サットンの選手たちにプレゼントしたというわけ。憧れのチームと対戦した選手たちは、絶対嬉しいはず!

試合後、ゴールを決めたセオ・ウォルコットは律義にもサットンのベンチを訪れ、全員と握手。求められればサインにも応じていたという。

また、アーセナルはサットン側に対し設備拡充を目的に5万ポンド(およそ700万円)を寄付したという情報もある。こうした交流も、FAカップの素晴らしさと言えるだろう。

アーセナルは準々決勝でまたまた5部のリンカン・シティと対戦する。

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