『Soka 25 East』は21日、「ASヴィータに氏名の偽装が確認されている選手が所属している」と報じた。

問題になっているのは今季ASヴィータ(コンゴ民主共和国)に所属しているフランシスコ・オバマ・オンド。


彼はもともとカメルーン出身で、名前はフランクラン・バマ・ヤングアというものを使っていた。2014年には赤道ギニアリーグのアコナンギFCに加入する。

そして、その年アフリカネイションズカップ予選で赤道ギニアの代表チームに選出され、モーリタニア戦ではMFとしてベンチ入りしていた。

しかし、その時点で彼はフランシスコ・オバマ・オンドと名前を変えた。その理由は、彼がもともと赤道ギニア代表入りの資格がなかったためだ。

(※なお、赤道ギニアはその試合で失格処分になっているが、それは出場したティエリ・フィジュという選手に出場資格がなかったため)

通常、FIFAのルールにおいては帰化のために5年以上の居住が必要(血縁者にその出身者がいる場合を除く)になる。しかし、彼は名前を変更することによってその抜け道を辿った形である。

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