いろいろなスキャンダルを受けている彼であるが、今季コンゴ民主共和国のASヴィータに移籍。
今月行われたCAFチャンピオンズリーグのプライマリー・ラウンドではスタメン出場しており、チームの主力となっている。
また、彼の問題についてはそれだけではない。
フランクラン・バマ・ヤングア、あるいはフランシスコ・オバマ・オンド選手が登録している生年月日のデータにも大きな相違がある。
2014年、アコナンギFC所属時にアフリカサッカー連盟の公式サイトに掲載された彼のプロフィールでは、名前はフランクラン・バマ・ヤングア、誕生日は1996年9月9日、国籍はカメルーンとなっている。
そして2015年、赤道ギニア代表として登録された彼のプロフィールは、名前はフランシスコ・オバマ・オンド、誕生日は1996年5月16日、国籍は赤道ギニアになる。
そして、2015年のCAFコンフェデレーションズカップで登録された彼は、誕生日が1996年11月10日に変わっている。
なお、パスポートのデータの偽装はサッカーにおいてかなり厳しい罰則につながるものである。
2015年に同じASヴィータのタディ・アギティ・エテキアマ選手が2つのパスポートを使っていたことで2年間の出場停止が言い渡されている。
彼はコンゴ民主共和国出身のFWであったが、後に2015年のアフリカネイションズカップ予選でルワンダ代表としてプレーしたダディ・シメオン・ビロリ選手と同一人物であることが明らかになった。
この問題についてはまだアフリカサッカー連盟(CAF)が問題視していない、そして対戦相手からの抗議がないことから調査が進んでいないが、どこかで何らかの動きが行われる可能性があるとのことだ。