『Daily Mail』は25日、「アーセナルは、アレクシス・サンチェスとメスト・エジルの昇給要求には応えないことを通告した」と報じた。
現在チームの中心的な選手となっているサンチェスとエジルであるが、契約は2018年夏までとなっている。
両者ともに契約の延長について話し合いは行っているとのことだが、それが上手く進行している様子はない。
エースとしてチームを引っ張るサンチェスは、クラブで最も高額となる週25万ポンド(およそ3472万円)の給与を求めている。
そして、現在週14万ポンド(およそ1944万円)を受け取っている最高給選手のエジルも、サンチェスと同じ25万ポンドへの増加を望んでいるようだ。
しかしアーセナルはその要求に対しては拒否する姿勢を見せており、両選手には提示を下げるよう求めているとのこと。
世界でも屈指の資金力を持つアーセナルは、現在積立金が1億ポンド(およそ138.9億円)を超えるだけの健全な経営を続けている。
しかし、キープレイヤーに対してそれだけの額を簡単に出すことはせず。サンティ・カソルラとペア・メルテザッカーについてもまだ更新を行っていない。
アーセナルの会長を務めているチップス・キーズウィック氏は「スカッドの維持に向けて合理的な投資を行っていく」と話しており、放映権料の値上げによる資金を慎重に使っていく姿勢を明らかにしている。