先週末に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節。
上位争いを演じるバルセロナとレアル・マドリーはそれぞれ勝利し、両者の勝ち点差「4」のままとなった。
この日に行われたビジャレアル対レアル・マドリー戦では、物議を醸すシーンがあった(「Youtubeで見る」からご覧ください。00:59から)。
74分、ブルーノ・ソリアーノがペナルティエリア内でハンドをしたとして、マドリーにPKが与えられたのだ。
胸でコントロールしたようにも見えるこの場面。ビジャレアル側は必死に抗議したものの判定は変わらず、フラン・エスクリバ監督は退席処分に…。結果、このPKをロナウドが成功させ、結局マドリーは逆転することに成功した。
そんなこの疑惑の判定を見たバルセロナのジェラール・ピケがTwitterに投稿した内容がある意味でスゴかった。
Contra los mismos equipos. 8 puntos. 8 y tal. Los recortes son de prensa de Madrid por la duda. pic.twitter.com/nZUDgrjuVd
— Gerard Piqué (@3gerardpique) 2017年2月26日
4枚の写真をアップしたピケ。いずれもスペイン『MARCA』と『AS』のキャプチャー画像だ。
一枚目はバルセロナ対ビジャレアル戦でピケのゴールが認められなかった時の記事(結果は0-0)、二枚目はレアル・マドリー対マラガ戦でセルヒオ・ラモスのゴールがオフサイドだったと指摘する記事(結果は2-1でマドリーが勝利。)。
また、三枚目はバルセロナ対ビジャレアル戦でバルサのPKが認められなかった時の記事(結果は1-1)、そして四枚目は今回のPKが誤審であったことを伝える記事だ。
つまり、マドリー寄りの二紙でさえ認める誤審によって、両チームの間には大きな勝ち点差が生まれたと主張しているわけだ。ピケはTwitterの中で、「同じチームを相手に8ポイント差がついた」と綴っている(これも少し極端だが)。
歯に衣着せぬ発言で知られるピケだが、判定を批判するためにこれだけの写真をアップするとは…。
投稿から12時間が経過した現在、このツイートは3万5000回以上リツイートされており、1万件以上のリプライが飛んでいる。まさに“炎上状態”だ。