サッカー選手にとって、背番号「10」は特別なナンバーだ。
『背番号「10」の系譜』というこのシリーズでは、特定のクラブチームで10番を背負ったレジェンドたちを順番に紹介していく。
今回は、ルーカス・ポドルスキの加入が決まったヴィッセル神戸編。ポドルスキは含まず、現在から遡って5人を紹介する。
ホルヴィ(MF)
【神戸での背番号の変遷】
#14:2004 - 2005年
#10:2006年
視野の広さと展開力で中盤を取り仕切ったゲームメイカー。EURO2000に向けたチェコ代表の登録メンバーにも名を連ね、UEFAチャンピオンズリーグといった舞台も経験している。神戸でもその高精度の左足を日本にファンに見せ付け、J2に降格した2006シーズンに背番号「10」をつけた。一般的にはパヴェル・ホルヴァート(Pavel Horváth)と表記されるが、Jリーグでの登録名は「ホルヴィ」だった。