『L'Equipe』は4日、現役引退を表明した元ドイツ代表DFフィリップ・ラームのインタビューを掲載した。

長くバイエルン・ミュンヘンで戦ってきたラーム。まだ33歳であるが、今季限りでピッチを離れると発表している。

引退後の去就についてはまだ未定。様々な噂は流れているものの、ラーム自身は決断を下していない。彼は「指導者になる可能性は」と聞かれて以下のように答えたという。

フィリップ・ラーム

「現時点では、僕はコーチになれるとは思わない。

もしそれを今日決断するとしたら、NOだろう。しかし、今後を考えればそれは言えないね。

ほとんどの時間をピッチで過ごすことは、今の僕を魅了するものではないね。この25年間ずっとサッカーをやってきたから。

プレーのパターンを考えることはいつも楽しかった。そして、テレビの前でそれを続けることに疑問はないね。

しかし、指導者になるというのは、あらゆる時間をサッカーに捧げることだ。試合と練習の準備をするために。

僕はそれに喜びを感じられるとは思えないよ。そして、喜びはサッカーの本質なんだ」

(グアルディオラとアンチェロッティの違いについて)

「ペップとカルロは違っている。両者ともに成功を収めてきた人物だ。それぞれの方針でね。

ペップは常にとても、とても攻撃的だった。常に敵陣に追い込んでいくことを求めていたよ。

カルロは、相手がボールを持つことも認めている。それは我々がより簡単にスペースを作れることも意味する。

大きく違うし、チームはそれらを学ばなければならない」

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