『L'Equipe』は4日、現役引退を表明した元ドイツ代表DFフィリップ・ラームのインタビューを掲載した。
長くバイエルン・ミュンヘンで戦ってきたラーム。まだ33歳であるが、今季限りでピッチを離れると発表している。
【速報】ラーム、今季限りでの引退を発表 https://t.co/FKqtrajHV7
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年2月7日
引退後の去就についてはまだ未定。様々な噂は流れているものの、ラーム自身は決断を下していない。彼は「指導者になる可能性は」と聞かれて以下のように答えたという。
フィリップ・ラーム
「現時点では、僕はコーチになれるとは思わない。
もしそれを今日決断するとしたら、NOだろう。しかし、今後を考えればそれは言えないね。
ほとんどの時間をピッチで過ごすことは、今の僕を魅了するものではないね。この25年間ずっとサッカーをやってきたから。
プレーのパターンを考えることはいつも楽しかった。そして、テレビの前でそれを続けることに疑問はないね。
しかし、指導者になるというのは、あらゆる時間をサッカーに捧げることだ。試合と練習の準備をするために。
僕はそれに喜びを感じられるとは思えないよ。そして、喜びはサッカーの本質なんだ」
(グアルディオラとアンチェロッティの違いについて)
「ペップとカルロは違っている。両者ともに成功を収めてきた人物だ。それぞれの方針でね。
ペップは常にとても、とても攻撃的だった。常に敵陣に追い込んでいくことを求めていたよ。
カルロは、相手がボールを持つことも認めている。それは我々がより簡単にスペースを作れることも意味する。
大きく違うし、チームはそれらを学ばなければならない」