J1のサガン鳥栖がイタリア・セリエAのカリアリに所属するコロンビア代表FWビクトル・イバルボに接触しているようだ。9日、『Sky』のレポーターを務めるジャンルーカ・ディ・マルツィオ氏のサイトが伝えている。

イバルボは1990年生まれの現在26歳。2014年ワールドカップにコロンビア代表として出場し、左サイドのレギュラーとしてベスト8入りに貢献した188cmの大型アタッカーだ。

彼はカリアリとワールドカップでの活躍が評価され2015年に期限付きでローマへ移籍したが、ここでは成功できなかった。以降のキャリアは下降線を辿っており、今季はギリシャの名門パナシナイコスに貸し出されたものの僅か半年で退団。カリアリ復帰後も途中出場3試合35分の出場に留まっている。

代表からも丸1年遠ざかっているが、それを好機と見たのがイタリア人マッシモ・フィッカデンティ体制で2年目を迎える鳥栖だ。記事によれば、鳥栖はかつてカリアリとアスコリのスポーツディレクターを務めたフランチェスコ・マッロック氏を招聘し、彼を介してイバルボの獲得に近付いているのだという。

また、『Tuttomercatoweb』は、鳥栖が今夏さらにイタリアからGKを補強するとも伝えており、その候補としてクロトーネに所属する33歳のGKアレックス・コルダス、ボローニャに所属する33歳のブラジル人GKダ・コスタの名前を挙げている。

現時点で鳥栖に所属する外国籍の選手はキム・ミンヒョク、スブットーニ、趙東建の3人。規定では5人まで保有が可能となっている(出場は3人まで)。

Qolyでは日本のサッカーにも精通したイタリア人にこの件について聞いたが、ディ・マルツィオ氏のサイトが伝える情報の信頼性は高いとのことだ。

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