昨年末の墜落事故で多くの選手が亡くなったシャペコエンセ。
未曾有の悲劇に見舞われながらも、新たなシーズンの戦いを始めている。このほど行われたサンタカタリーナ州選手権のアトレチコ・トゥバラォン戦では7-0の大勝を収めた。
Hoje saiu tanto gol na Arena Condá que até o placar eletrônico parou de funcionar. Que noite!#VamosChape pic.twitter.com/vDjzo21dKh
— Chapecoense (@ChapecoenseReal) 2017年3月20日
この試合では昨年京都サンガでプレーしたMFアンドレイ・ジロットがハットトリックの大活躍!また、松井大輔のル・マン時代の同僚FWトゥーリオ・デ・メロもゴールを決めている。
シャペコエンセはパウメイラスからローンで獲得したMFアマラウが膝を負傷し6か月ほど離脱する見込み。そういうこともあって、ジロットはボランチとして重要な存在になっているようだ。
『Globo』によれば、ヴァギネル・マンシーニ監督もこう絶賛していたという。
ヴァギネル・マンシーニ(シャペコエンセ監督)
「アンドレイは素晴らしい試合をしたよ。
ボランチが3点を決めるのは、私の記憶にはないね。
彼は非常にハードワークをする選手だし、求められたことをやり遂げてくれる。
ゴールの他にもボール奪取も多かったし、スピードを持ってプレーするのでトランシジョンが非常に速くなる」
なお、サンタカタリーナ州選手権での連覇を目指すシャペコエンセは、ここまで1勝1分。