ついにセビージャを退任することを決めた、「世界一のスポーツディレクター」ことモンチ。
才能ある選手を安く買って高く売るという手法を徹底し、チームを世界的な存在に成長させたことで知られる。
選手時代からずっとチームを支えてきた48歳の彼であるが、ついに今季限りでその職を離れることを発表した。
現在彼にはローマが接近していると伝えられているが、まだ本人からはなんらかのアナウンスはない。
モンチ氏は退任を発表する記者会見で以下のように話し、他にも多くのオファーを受け取っていると語った。
モンチ
「私はまだ誰とも契約していないよ。誰にもコミットしていない。
ローマが来ているのは本当だけどね。他のクラブも同じ状況だ。
難しく考えなければいけないね。私が今後何をしていくのか。
セビージャはいくつか私とのお別れのイベントを提示してくれた。心から感謝したい。
私は、できるだけシンプルにしたいな。会長たちにはそれを求めたよ。別れの式典はスタジアムで、ファンと共にやるだろう。
自分の退任は、疲労によるものだよ。5月の時点で、私は退任したくなっていた。それ以上の理由を探す必要はなかった。
個人的なことで、変化が必要だった。それが時に難しいものになることも知っているがね。私は最近疲れきっていた。
クラブは多くの人々のおかげで成長していった。可能な限りセビージャに与える損害を減らせるよう、私は退任のタイミングを図っていた」