『Sky』は3日、「イングランドサッカー協会(FA)は、デイヴィッド・モイーズ監督の女性蔑視発言に関する回答を求めている」と報じた。
先月行われたサンダーランド対バーンリーの試合では、ピッチ内以外にも大きな話題があった。
終了後の記者会見に出席したサンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督は、BBCの女性記者ヴィッキー・スパークスの「残留争いでオーナーから圧力を受けているか?」という質問に対しての答えの中で、以下のようなコメントを加えていた。
デイヴィッド・モイーズ
「あなたが女性であっても、何かされるかもしれないよ。次は慎重に来るんだね」
要するにモイーズのジョークなのだが、こういうことには厳しい英国。「男性記者ならば同じ言葉を返したか?」という話になった。
モイーズ監督もこのコメントに対しては謝罪をし、最終的にはスパークス記者ともコンタクトを取って過ちを認めたという。
しかしFAはこのコメントに対してサンダーランドの調査を求めているとのことで、モイーズ監督に対する追求はまだ続いていくようだ。
なお、『ESPN』の女性記者アリソン・ベンダーも自身のSNSで「モイーズ監督から何度も性差別的発言を受けた」と告発している。
This Moyes thing is such a tricky one to comment on. I think we need to take a certain amount in jest/ heat of moment. Unfortunately 1/2
— Alison Bender (@alibendertv) 2017年4月3日
2/2 ...these are not the first off camera remarks I've heard from him aimed at a woman so it makes my opinion a little different. Difficult
— Alison Bender (@alibendertv) 2017年4月3日
Having said all that I really do detest the whole women in football treated differently debate. Not enough letters in a tweet!
— Alison Bender (@alibendertv) 2017年4月3日
厳しい残留争いの中、今後もこの問題は尾を引いていくことになるかもしれない。
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