主に土曜日と日曜日に試合が行われているJリーグ。その中でも日曜日に新たに「サンデー・Jプライム」という放送枠が設定された。
毎節日曜日17:00~の試合において、通常の9台から16台にカメラを増やし中継を実施。充実したカメラワークと、スーパースローやゴールネットカメラなどの特殊カメラによる撮影で試合の臨場感をそのまま届ける特別番組となっている。
初回は4月2日(日)、J1のヴァンフォーレ甲府対北海道コンサドーレ札幌。2回目となった4月9日(日)は、J2のモンテディオ山形対大分トリニータが「サンデー・Jプライム」として放送された。
両試合のハイライトだけを見ても「おや?」という映像やアングルがあるはずだ。
4月9日(日)の試合で山形DF高木利弥が75分に見せたスーパークリアも、「サンデー・Jプライム」のおかげで、表情まで分かる!
高木利弥は元日本代表で現在V・ファーレン長崎の監督を務めている高木琢也氏の長男。「アジアの大砲」と呼ばれた父とは違い左利きのサイドバックである。
ちなみに、これで2-2のタイスコアをキープした山形は、85分に阪野豊史が決勝弾。今季ホーム戦初勝利を手にしている。
また「サンデー・Jプライム」ではないが、4月8日(土)に行われた川崎フロンターレ対ヴァンフォーレ甲府の一戦では、ドローンによる中継が取り入れられてこちらも話題に。
試合放送の中では使われなかったが、新しい技術の導入に積極的である点は非常に好感が持てる。