アヤックスは、ホームスタジアムであるアムステルダム・アレーナの名称が変更になると発表した。

5万3000人以上を収容するアムステルダム・アレーナは、オランダ最大のスタジアム。

高速道路と直結した珍しい構造のスタジアムで、1990年代半ばにして開閉式の屋根を採用するなど近代型スタジアムの先駆者的な会場である。

1998年にはUEFAチャンピオンズリーグの決勝を、2013年にはUEFAヨーロッパリーグの決勝を開催しており、欧州13会場で行われるEURO2020の開催地にも選ばれている。

そんなアムステルダム・アレーナの新しい名称は、「ヨハン・クライフ・アレーナ」となる。

これは選手、監督としてアヤックスに数々のタイトルをもたらしたヨハン・クライフに敬意を表したもの。4月25日はクライフの誕生日であり、訃報から1年ちょっとが経過したこのタイミングで名称の変更が発表された。

今後は6ヶ月以内に市議会の承認などを経て、正式に変更が決定となる。

なお、英語表記は"Johan Cruijff ArenA"となり、「アレーナ」の綴りの最後の"A"はこれまで通り大文字となっている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介