今シーズンのJリーグにおいて目立つのは、30m以上もあるロングシュートが次々に決まっていることだ。

J2ではレノファ山口MF小塚和季ザスパクサツ群馬FW高井和馬が、J3ではガイナーレ鳥取FW沼大希がそれぞれ得点をあげており、どういうわけか“トレンド”の一つになっている。

そんななか、先週末に行われたJ2第9節の横浜FC対ジェフユナイテッド千葉戦でも驚きのシーンがあった。

0-0で迎えた24分、ハーフウェーライン付近でFWイバが倒され、横浜FCがフリーキックを獲得。すると…

近くにいたMF永田拓也が素早くボールをセットし、MF佐藤謙介がなんとここから直接狙う!ボールは一直線でゴールの方へ飛んだのだが、惜しくもGKに佐藤優也に防がれゴールにはならず…。

それにしても、一瞬の隙を突いた素晴らしいシュートであった。ここから狙えるということはよほどキックに自信があるはずで、決まっていれば今季のJリーグでは「最長」となっていたはずだ。

佐藤は1989年1月生まれの28歳。長短のパスで攻撃を組み立てるセントラルミッドフィールダーで、今季からはチームの新キャプテンに就任した。

なお、試合は4-0で横浜FCが完勝。勝ち点を「17」とし、順位を2位にまで上げている。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」