アントニオ・カッサーノ
「最終ラインは4枚にするだろうね。右サイドは僕が好きな選手、カフーだ。彼はサイドを常に上下動し、止まることがない。
センターバックにはセルヒオ・ラモスとアレッサンドロ・ネスタを選びたいね。唯一無二の男たちだ。サンドロはとても良かったが、おそらくパオロ・マルディーニよりは劣るね。彼とはプレーしたかったな。
左サイドにはロベルト・カルロスだ。とても素晴らしい選手だったね。
中盤はとても攻撃的な形にしたいし、高いクオリティを求めたいね。アンドレア・ピルロ、そしてグティを中央に置こう。
ピルロはまさに天才だ。グティは彼が持っているポテンシャルを完全に発揮できなかった選手だよ。
僕の判定を信じてほしいね。グティのことはよく知っているし、本当にワールドクラスの選手だった。バロンドールを二回獲得できるほどの才能があったよ。
ピルロとグティの前には、2名の怪物を置こうか。ジネディーヌ・ジダンとフランチェスコ・トッティだ。彼らがストライカーにどんなボールを提供できるか、それを想像するべきだね。
ストライカーは誰か。もちろん、自分と『怪物』を組ませたいね。ロナウドだよ。
彼は僕と同じように、仕事に対する野心は大きくなかった。しかし、彼はとても強かったし、それがピッチの上で影響することはなかったよ。
監督はファビオ・カペッロか?いいや、それは自然と答えが出ることだよ。僕は多くの監督を経験してきたが、チェーザレ・プランデッリを選んだよ。
戦術的には、彼は本当に『怪物』なんだ」
カッサーノが選ぶ「最高のイレブン」とは?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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