今季ジョゼ・モウリーニョを新指揮官に迎えたマンチェスター・ユナイテッド。
新戦力のなかでレギュラーに定着したひとりが、コートジボワール代表DFエリック・バイリー。ビジャレアルからやってきた23歳のCBは、最終ラインの新たな軸になりつつある。
リーガで評価を高めていた彼にはバルセロナやマンチェスター・シティも興味を示していた。そんなバイリーがユナイテッド入りを決めた理由は、モウリーニョからの「直電」だったようだ。
『ESPN』にこう明かした。
エリック・バイリー(マンチェスター・ユナイテッドDF)
「その時、僕はコートジボワールにいたんだ。ポルトガルの番号から電話が掛かってきた。
彼(モウリーニョ)は自己紹介したけど、最初は信じられなかったよ。
ユナイテッドに行く前、僕をチェックしていたのはシティだったんだ。
心の中では(シティに)行っていた。だが、そこで全てが変わった。
本当に僕のことを求めているのはモウリーニョだと感じたんだ。
彼はより強い興味を示してくれた。電話をくれた。そういうわけで、自分はマンチェスター・ユナイテッドにいるのさ。
シティは僕のエージェントに連絡したし、バルセロナもね。
でも彼らはモウリーニョほどには興味を示さなかった。彼が移籍を本当に後押ししたんだよ」
実はシティ入りが目前だったというバイリー。だが、モウリーニョからの国際電話一本で全てがひっくり返ったようだ。