『Evening Standard』は2日、「トッテナム戦に敗れた後、メスト・エジルはドーピング検査を一時拒否した」と報じた。
先日のノースロンドンダービーで0-2と敗北。最大のライバルである相手に屈し、20年ぶりにトッテナムよりも下の順位でシーズンを終えることが確定した。
アーセナル、22年ぶりに「トッテナム以下」確定…ヴェンゲルの言葉は? https://t.co/jlHhhQi89D
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年4月30日
アーセナルにとってはこの苦しいシーズンを象徴するような結果となり、クラブには重い空気が流れていたという。
そして試合後には選手たちもかなり荒れていたようだ。
ドーピングテストの対象として選ばれたメスト・エジルは、クラブドクターのゲイリー・オズリスコール氏に対して『F○○k Off』と発言し、怒りのジェスチャーを見せたという。
そしてテストを受けることを当初拒否しており、スタジアムの扉をスパイクで蹴り上げるなどの行為に及んだという。
最終的にはエジルはテストを受けることに同意したとのことだが、彼はこの敗戦に対して大きな不満を抱いていると推測されている。
2018年6月末で契約満了を迎えるエジルは、今後の去就が注目されている一人だ。
クラブは彼に対して週25万ポンド(およそ3575万円)の給与を提示しているとのことだが、エジル側は週30万ポンド(およそ4290万円)を求めていると言われる。
本人はアーセナルへの残留に前向きであると話しているが、これらの行動が示す不満が来季解消されなければ、また移籍話は浮上してくるだろう。