『Mirror』は2日、「サッカーの歴史上最もエキサイティングなレースが、チリ1部リーグで行われている」と報じた。
欧州のサッカーでは「ビッグクラブ」が存在することが多く、おおよそ優勝する可能性があるチームは1〜2ということも多い。
それと比べてJリーグやMLS、Aリーグなど新興のコンペティションでは比較的力が均衡しており、混戦になる率が高い。
とはいえ、それでもおおよそ半分程度のチームに優勝の可能性があれば多いほうだろう。
ところが、今行われているチリ・プリメーラディビジョンでは凄いことになっているという。
16チームで争われるチリリーグは、前期(アペルトゥーラ)と後期(クラウスーラ)と2シーズン制で、現在は後者を3試合残すのみ。その順位表は…(Soccerwayより)。
なんと残り3試合、最大9ポイントが獲得できる時点で12チームに優勝の可能性がある!
まあ当然現実的には4ポイント差となる9〜10位あたりが関の山とはなるだろうが、それでも歴史的な混戦模様である。
名門コロ・コロがトップを走っているが、それを追うクラブも僅かな差で追っており、一試合負けただけで6位まで転落する可能性もある。
残り3試合、チリのサッカーファンはヒリヒリするような首位争いを楽しめるはずだ!