『SBS』は9日、ACミランに所属している日本代表MF本田圭佑の特集を掲載した。
今季限りでミランとの契約が満了となる予定で、チームを離れる可能性が高いと言われる本田圭佑。
その去就については様々な話があり、多くの噂が飛び交っている。ポール・ウィリアムズ記者は以下のように書き、オーストラリアのクラブも獲得に動くべきだと主張した。
『SBS』
「この謎めいた日本人のMFは、ACミランで排除されている存在だ。彼は今季6試合、98分しかプレーしていない。そして、おそらくこの夏には退団する。
大きな疑問は、この30歳の男が次にどこへ行くのかということだ。
有力なのはアメリカ・メジャーリーグサッカー、中国の上海上港、そして噂では日本復帰という話もある。
もしAリーグのクラブが天才的なマーキー・プレイヤーを求めるなら、その競争に参戦しなければならない。
不可能と考える人もいるだろう。しかしアレッサンドロ・デル・ピエロの時もそう言われた。やってみなければわからない。
シドニーFC、そしてメルボルン・ヴィクトリーは、長い間アジアで最大級の「ブランド」を持つクラブになりたいと思っているクラブである。本田を獲得できれば、大きなステップになるだろう。
彼の才能には疑いなく、アジアでは最も市場価値の高い選手であり、スポンサーシップやプロモーションでのメリットも貴重である。
10番としてプレーするのを好み、攻撃をコントロールし、守備をこじ開ける。しかし代表ではサイドでもプレー出来るところを見せる。
またセットプレーも悪くはない。ワールドカップ2010のデンマーク戦は忘れられない。バレンシア戦でのシュートもだ。
彼はACLを戦う上でどんなチームにとっても資産になるだろう。この2チームは2016年にACLから二人の外国人選手を外す決断をした。
本田を獲得することで判断は容易になるし、選手にもっと多くの選択肢と柔軟性を与える。
唯一の問題は、クラブがそれに挑戦する勇気を持っているかどうかという点である」