ダヴィド・ルイス
「誰もが純粋な状態で生まれる。産婦人科に行っても、悪いエネルギーに満ちた赤ちゃんには会えないよ。
しかし、世界の汚れた部分に近づいたとき、人は変わってしまう。
ある時点で、人は悪いことをやる。それは、正しい時に適切なサポートを得られなかったからだ。
世界の汚さに塗れた人は、どうあっても不満を言い続けている。何があってもだ。
それを押しのけなければならない。世界の汚れを。ネガティブな心を。ネガティブなウソを。
100人を集めて『問題はある?』と聞けば、100の問題を聞くことが出来るだろう。
しかし、一対一で話し、あらゆる問題を全て見せたなら、『自分には特にないよ』と思う。
これが、世界というものだ。
我々に『ネガティブになれ』と教える者がいる。
しかし、僕はいつだってそんなことはない。そんなとき、『おい、目を覚ませよ!』と思う。
僕は自分をクリーンにするんだ。全ての汚染を払いのけてね。正しいことをやろうとする。ミスを冒すか?それは当然だよ。
病院へ行って、ベッドに横たわる人々と会う。そこで『僕は彼らより恵まれている』と思う。何の痛みも感じていないのにね。なんでだろう?
ただ、喜びは重要だよ。サッカーだけでなく、人生全てにおいてね。
喜びは、真剣さにも繋がるし、それがプロフェッショナリズムにもなるんだよ。
激しい練習の中でポテンシャルを最高潮に高めてくれる。規律正しくもしてくれる。守る必要があるルールに従わせてくれる。それが喜びというものだ。
サッカー選手をジャッジする仕事を持つ人々がいる。彼らは意見がなければならないんだ。当然のことだけどね。
それが素晴らしいものではないというのは、彼らがふと考えた時に思うことだろう」
スーパーポジティブの理由は?ダヴィド・ルイスのインタビューが熱い
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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