10節を終えたJ1で降格圏に沈むアルビレックス新潟。先日、元日本代表FW呂比須ワグナー氏が新監督に内定したと発表した。
新監督に呂比須ワグナー氏内定についてお知らせいたしました。選手としての華々しい活躍も記憶に残りますが、ブラジルで確固たる指導者としての評価を得ています。情熱の指導者とともに、巻き返しを図ります。 https://t.co/2jKmHBvy8V #albirex
— albirex_pr (@albirex_pr) 2017年5月11日
昨年末から今月まで率いていたブラジル2部のパラナでは、22試合で12勝7分3敗という戦績だった呂比須氏。
3月にはパウロ・アウトゥオリ監督が指揮する強豪アトレチコ・パラナエンセとも対戦。かつて鹿島アントラーズやセレッソ大阪を率いた経験もあるアウトゥオリ監督は、呂比須氏についてこう述べていた。
『Globo』が伝えている。
パウロ・アウトゥオリ(アトレチコ・パラナエンセ監督)
「パラナについて驚いてはいない。
ロペス・ワグナーは素晴らしい監督だ。
私は彼のことを知っているよ。ブラジル人というよりも日本人かもね(笑)。
かなり日本のコンセプトに基づいた試合のアイデアを常に持っている。
特に攻撃性についてだね。チームをプレーさせようとする。
守備のトランシジョンも常にかなり速い。
(監督としての成功は?)驚きではない、彼を讃えるよ」
いくらかのリップサービスはあったかもしれないが、監督として高く評価しているようだ。なお、3~4月にかけてパラナとアトレチコ・パラナエンセは3度対戦し、1勝1分1敗の五分という結果だった。