『Mirror』は18日、「グラナダ監督のトニー・アダムス氏は、新しい自伝でアルコール中毒との戦いを語った」と報じた。

アーセナルで中心的なDFとして活躍したものの、80年代中盤からアルコール中毒に悩まされ、飲酒運転での事故にも何度も遭遇したアダムス。

12年間に渡って闘病を続け、1996年に断酒に成功。アーセン・ヴェンゲル監督の下で健康を取り戻し、2002年まで現役を続けることに成功した。

先日からはスペインのグラナダで監督を務めている彼は、今回『The SUN』で連載してきた新しい自伝『Sober: Football. My Story. My Life.』を出版する。

発売は来月1日で、kindle版も11.99ポンドで提供される予定となっている。

その中では長年苦しんできたアルコール中毒との戦いについても描かれているとのことで、『Mirror』が紹介した一節にはこのように書かれているそうだ。

トニー・アダムス

「水曜日、私はチェルシー地区のレストランに行き、そしてナイトクラブを訪れた。バルバレッラと呼ばれる場所だ。そこで、全てが壊れた。

私はどこにいたかも覚えていないんだ。記憶にあるのは、パンツを履いたまま小便と大便をして、それを洗って再び外出したことだ。

木曜日のことは少し覚えている。私はピカデリーのストリップクラブに行った。そこで何人かの女を引っ掛けて、連れ出した。二人の女と飲んでいだよ。

魅力的なことのように思えるね。全てがセックス&ドラッグ&ロックンロールだ。しかし、そのようなものではなかった。

私は完全に壊れていた。アルコールはもはや私のために何ももたらさず、セックスもなかった。何もなかったよ」

ガリガ…皆さんも酒には注意してほしい。

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