J1柏レイソルの勢いが止まらない。
今季は開幕4試合で3敗と躓いたものの、4月8日の第6節で清水エスパルスに敗れて以降は1か月以上無敗。20日に行われたジュビロ磐田との第12節も、クリスティアーノと小兵MF中川寛斗のゴールで2-0と快勝した。
そんなチームの快進撃を最後方から支えているのが若き守護神の中村航輔。毎週のように「DAZN週間ベスト5セーブ」の候補に挙がっている22歳の若武者は、この試合でもビッグセーブを見せていた。
FKのチャンスで中村 俊輔(磐田)が直接ゴールを狙うも、中村 航輔(柏)がファインセーブ!
🎦 Pickupプレー動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第12節
⚽️ 中村 航輔(柏)#Jリーグ pic.twitter.com/rXeryJyJW4
— Jリーグ (@J_League) 2017年5月20日
磐田MF中村俊輔の“伝家の宝刀”フリーキックをこの超セーブで防いでいたのだ!
世界を席巻した俊輔の芸術的なキックに対し、“リアルSGGK”の航輔も負けじと反応!ナカムラ対ナカムラ、美技vs美技、この戦いは滾る…。
試合の序盤はピンチも迎えていた柏だが、「中村航輔がビッグセーブしてくれたことでゲームの流れを呼び込んだ」と下平隆宏監督が語ったように中村の好セーブをきっかけに立て直しに成功。後半にはPKを取り消されるという珍事もあったものの、クリーンシートで試合を終えている。
これで柏は6連勝。勝点を24に伸ばし、同25で首位に立つガンバ大阪に次いで2位に付けている。今や「JリーグNo.1のGKではないか?」とも囁かれる中村の日本代表入りは時間の問題であろう。