22日からスタートした2017年度AFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント。

先に試合を行った鹿島アントラーズは広州恒大に0-1と敵地で敗北。その30分後にキックオフを迎えた川崎フロンターレも厳しい戦いとなった。

広州以上に苛酷なコンディションのタイに乗り込み、ムアントン・ユナイテッドと対戦。

そして前半終了間際のアディショナルタイム、ティーラシン・デーンダーのゴールを許してしまったのだ。

しかし、後半に川崎は流れを変えた。66分に中村憲剛のゴールが決まり、試合を振り出しに戻すことに成功する。

そして同点になってからわずか3分、今度は途中出場の小林悠!素晴らしいボレーで逆転ゴールを決めた。

リードを奪った後も厳しい展開。途中出場だった大島僚太はわずか15分で負傷しプレー続行不可能となり、意図しない形で3枚目の交代枠を使うこととなる。

また80分には一発のパスからティーラシンに抜けだされたが、そこはチョン・ソンリョンがスーパーセーブ!

なんとか失点を逃れることに成功した川崎は、最後に意地を見せつける。右サイドに抜けだした家長からパス、小林のお膳立てから阿部浩之が3点目を決めた。

多くのダメージは負う事にはなったものの、川崎フロンターレはなんと敵地で3得点を奪取し、大きな勝利を収めることに成功した。

これで来週の2ndレグでは0-2の負けでもベスト8に進出できることとなり、かなり大きなアドバンテージを得たと言える。

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