さきほど発表された6月に向けた日本代表メンバー。

西川周作や森重真人といった常連組が外れる一方で、最大のサプライズとなったのはブルガリア1部でプレーするMF加藤恒平の招集だろう。

ハリルホジッチ監督は以前から記者会見で加藤の名を挙げており、長い間かけて注目していたことを明らかにした。

とは言え、加藤はJ2で30試合ほどしか出場しておらず、その後はモンテネグロやポーランド、ブルガリアといった東欧諸国でプレー。日本のファンにはほとんど知られておらず、そのプレースタイルが気になるところだ。

この日行われた記者会会見でハリルホジッチ監督は「ボールを奪う人という役割ですね。それからしっかり組み立てもできる」と語ったが、その後に行われた質疑応答でもやはり加藤に関する質問が出た。

その内容は以下の通り。

―加藤選手ですが、もう少しプレーの特徴を説明していただきたいのと、四回行った時に実際に会われたのかと、会った時にどういった会話をされたのかお願いできますか?

ハリルホジッチ「さきほど申し上げましたように、加藤は約1年追跡しています。我々のスタッフが4回ほど現地に行って見てます。

少しホタルに似てますね。アグレッシブで、良い組み立ても持っていますね。攻撃のところでも良いパスを出せます。

ただ、少し二列目かなという感じもしてますね。守備の修正役も担える選手。良いパスを持っているので、もう少し攻撃的に行ける可能性もありますね。

ホタルよりもパワーはない感じです。予測とアグレッシブがかなりレベルの高い選手だと思いますね」