現在、20歳以下の日本代表がFIFA U-20ワールドカップに参加している。
同大会は、U-20日本代表にとって、2007年カナダ大会ぶりの参加となるが、その一つ前の2005年オランダ大会が、あの本田圭佑も参加した世代だ。
この大会におけるU-20日本代表は、グループリーグを“3戦0勝”ながらも突破し、ベスト16まで進出したことでも知られているが、はたして後にA代表へと飛躍した選手は何名いるのだろうか…。
素朴な疑問をきっかけに調べてみることにした。
GK:
1.松井謙弥
A代表×
18.山本海人
A代表○/0cap
21.西川周作
A代表○/31cap
DF:
2.水本裕貴
A代表○/7cap
3.吉弘充志
A代表×
4.小林祐三
A代表×
5.増嶋竜也
A代表×
16.柳楽智和
A代表×
MF:
6.伊野波雅彦
A代表○/21cap
7.梶山陽平
A代表×
8.中村北斗
A代表×
10.兵藤慎剛
A代表×
12.水野晃樹
A代表○/4cap
13.苔口卓也
A代表×
14.本田圭佑
A代表○/88cap
15.船谷圭祐
A代表×
17.家長昭博
A代表○/3cap
FW:
9.平山相太
A代表○/4cap
11.カレン・ロバート
A代表×
19.前田俊介
A代表×
20.森本貴幸
A代表○/10cap
気になる結果は、(招集歴のみある)山本海人を含めると、合計9名。
21名のうち、約42%がA代表へ参加する切符を手にしたということになる。
しかし、今もなおA代表に参加している者に絞ると、前述の本田圭佑と西川周作のみ。
やはり、「代表定着」は、限られた人間のみが許された世界のようだ。