『Guardian』は31日、「プレミアリーグの20クラブは、昨年36億4900万ポンド(およそ5131.2億円)の収益を記録した」と報じた。

これは2015-16シーズンの記録の分析であり、前年度と比較して2億ポンド(およそ281.2億円)増加していることが示されている。

マンチェスター・ユナイテッド、そして彼らがタックス・ヘイブン(租税回避地)のケイマン諸島に設立した会社は5億1500万ポンド(およそ724億円)の収益を記録したという。

これはリーグで最も高い数字であり、同じ街のライバルであるマンチェスター・シティと比較しても1億2300万ポンド(およそ172.9億円)上回っている。

一方、選手やスタッフに対して支払われた人件費は20クラブを合わせて22億4770万ポンド(およそ3159.8億円)。これも2014-15シーズンから2億ポンド増加しているが、全体の61%ということで、持続可能であると考えられている。

プレミアリーグのスタッフ、特にマッチデーのスタッフはかなり低い賃金で抑えられているが、経営者は大きな報酬を受け取っている。

マンチェスター・ユナイテッドのエド・ウッドワード氏は年間296万ポンド(およそ4.2億円)、トッテナムのダニエル・レヴィ氏は281万ポンド(およそ4億円)、アーセナルのイワン・ガジディス氏は264万ポンド(およそ3.7億円)の給与を受け取っている。

クラブの経営状況については、損失を出したのは4クラブのみである。チェルシーが8500万ポンド(およそ119.5億円)、アストン・ヴィラが8100万ポンド(およそ113.9億円)、サンダーランドが3300万ポンド(およそ46.4億円)、エヴァートンが2400万ポンド(およそ33.7億円)の赤字を記録した。

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