『FOX』は26日、「中国サッカー協会は、外国人選手を獲得する際に100%の税金をかけると発表した」と報じた。
この数年、海外から多くのスター選手を獲得してきた中国。超級リーグだけでなく2部にも代表クラスの外国人がやってきている。
しかし中国政府は海外に資金が流れることを懸念しており、中国サッカー協会はクラブの継続性や地元選手の育成という面で難色を示していた。
そして、今年の開幕前には外国人枠を突然削減するという強行的な手段に訴えている。
さらに今回中国サッカー協会は外国人選手を獲得した際に100%の税金を課すことを発表したという。
この収入によって、若手選手の育成、そして経営難のクラブに対する支援、チャリティ活動などを促進させるとのことだ。
しかもこの新しい税制は6月19日から施行される予定となっており、今夏のマーケットから税金の支払いが必須となる。
今夏も多くの補強が噂されていた中国であるが、シーズン途中での補強を考えていたクラブにとっては大打撃になるだろう。