2011年に開場したユヴェントスの新たなホームグラウンド、「ユヴェントス・スタジアム」。
キャパシティは4万ほどとそこまで大きくはないが、イタリアでは初となるクラブが所有の独自スタジアムで、最先端の建築技術を採用。2013-14シーズンのUEFAヨーロッパリーグ決勝戦を開催した実績を持つ。
そんな同スタジアムの命名権をユヴェントスが売却し、このほど買い手となる企業との間で契約がまとまったようだ。その新たな名称とは…
OFFICIAL: On 1 July 2017, our home will be renamed the Allianz Stadium.
Full story ➡️ https://t.co/lZQRtu4GHV pic.twitter.com/GVPJVTlVtG
— JuventusFC (@juventusfcen) 2017年6月1日
その名は、アリアンツ・スタジアム!
アリアンツ社は、ドイツ最大の保険会社「アリアンツ生命保険」を傘下に持つ金融グループ。このほどユヴェントスとの間で2023年6月30日までの6年間のネーミングライツ契約を結んだ。
契約期間は今年の7月1日から。FIFAやUEFAを除くコンペティションでは「アリアンツ・スタジアム」と呼ばれることになるのだが、サッカーファンが「アリアンツ」と聞いてまず思い浮かぶ会場はここだろう。
Home is where the ❤️ is! #AllianzArena pic.twitter.com/TNi919ncRA
— FC Bayern München (@FCBayern) 2017年5月31日
バイエルンのホームスタジアムである「アリアンツ・アレーナ」だ。
同スタジアムもアリアンツ社とネーミングライツ契約を結んでおり、スタジアム名に企業名が入っている。もちろん「アレーナ」と「スタジアム」で名称は異なるのだが、ビッグクラブ間でこれだけスタジアムの名称が似ているケースもそうはないだろう。
ちなみに、同社はスタジアムへの命名権行使に積極的な企業であり、シドニーFCやパウメイラス、ラピド・ウィーンのホームスタジアムも「アリアンツ」の名が付いている。