男子より一足早く行われた女子のUEFAチャンピオンズリーグ決勝。リヨン対PSGというフランス勢対決は、PK戦の末に決着する決戦となった。

結果は、日本代表DF熊谷紗希が所属するリヨンが勝利し2連覇達成!PK戦では5人目の熊谷が成功させた後、PSGの8人目が失敗。その直後にリヨンが決勝のPKを沈めるという展開だった。

痛恨の失敗となってしまったPSGの8人目のキッカーは、GKのカタジナ・キドジネク。

涙も見せていた26歳のポーランド人守護神。試合後には、こんなシーンが…。

カーディフまで駆けつけたサポーターたちは、彼女を責めることなく労っていたのだ。

サブリナ・ドラノワ(PSG女子DF兼キャプテン)

「このトロフィーをパリに持って帰りたかった。それが心からの願いだった。

残念ながら、それは逆になってしまった。

でもこのチームのためにプレーできたことを誇りに思う。

もしもう一度やらなくてはならなかったとしても、同じことをやるでしょう。

このチームを誇りに思う。今夜トロフィーを掲げられなかったことは残念。でも悲しくはない。私のチームを誇りに思うから」

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