「やっと、面白くなってきたな…」

前回のコラム(Jリーグで輝く未来の代表候補、可能性を秘める“0cap”の11人)で、最近のハリルホジッチの選考に疑問を投げかけたところだが、今回の日本代表招集メンバーは、ようやく期待感が持てる編成となった。

まだまだ選考基準が曖昧な点はあるとはいえ、少なくともサッカーファンは一定の評価を与えたのではないだろうか。

特に個人的に喜ばしいことは、Jリーグで注目に値するパフォーマンスを見せている三人、中村航輔(柏レイソル)、三浦弦太(ガンバ大阪)、宇賀神友弥(浦和レッズ)に声が掛かったことである。

無論、他にもまだまだ可能性を持った選手はいるだけに、「たった三人だけか…」と批判的な態度を取ることも可能だが、状況が変わったことは間違いない。少なくともJリーガーたちには明るい希望が与えられたことだろう。

さて、少し前置きが長くなってしまったが、今回のコラムでは、彼ら三人に求めたいことを具体的に挙げたいと思う。

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