日本代表MF乾貴士が所属するエイバルは、今季リーガ10位だった。そのなかで、評価を高めたのがフランス人DFフローラン・ルジュヌだ。
ルジュヌは1991年生まれの26歳。U-20フランス代表経験もある長身のDFだ。もともとはFW登録だったものの、センターバック兼右サイドバックへとポジションを変えた。
188cmと屈強な体格を生かした強さだけでなく、精度の高いキックと安定したタッチなど足元でチームに安心感を与えることができる選手でもある。2015年にマンチェスター・シティが保有権を買い取った後、昨夏エイバルへ完全移籍した。
『Marca』によれば、そのルジュヌに多くのビッグクラブが注目しているという。
それによれば、アーセナル、トッテナム、ニューカッスル、セビージャ、さらにはローマまでも獲得レースに参戦したとのこと。
セビージャから辣腕SDモンチを引き抜いたローマは、すでに400万ユーロ(4.9億円)のオファーを送ったとも。ただ、エイバル側は1000万ユーロ(12.3億円)以下の移籍金なら取り合わない意向だという。
モンチは金額を上乗せした再オファーの準備をしているものの、ニューカッスルが合意に近付いているとの情報もあるようだ。