各地で行われている2018年ワールドカップに向けた欧州予選。

グループIの上位対決であるアイスランド対クロアチアの一戦は、試合終了間際にホロドゥル・マグヌソンがあげたゴールによりホームのアイスランドが勝利した。

アイスランドにとってクロアチアは、実は因縁の相手である。

2014年ワールドカップ予選でグループ2位に入ったアイスランドはなんとかプレーオフに進んだものの、クロアチアに敗れ初出場の夢は潰えたのだ。

6回目の対戦にして初めてクロアチアを下したアイスランド。

試合終了後、ホームスタジアムでは選手とファンがあのセレブレーションで喜びを共有していた。

EIRO2016で大きなムーブメントとなった、バイキング・クラッピング!

この日試合が行われたのは、首都レイキャヴィクにあるラウガルタルスヴェルルというスタジアム。

キャパシティは1万人ほどとEUROの開催スタジアムと比較すると遥かに小さいが、セレブレーション前の静寂や拍手の統一感、そして"Huh!"という声の大きさなど、その迫力はEUROの時に全く負けていない!

夕日が指す中で行われるこの光景もなんだか新鮮な感じだ。試合に勝利したアイスランドは勝ち点を「13」とし、2位にまで順位を上げた。

ちなみに、先日2018年ワールドカップ出場をアジアで最も早くに決めたイラン代表のサポーターたちも、試合後にこのクラッピングをやっていた。

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