『L'Équipe』は13日、「イタリア・セリエAのミランは、パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレの獲得に関心を抱いている」と報じた。
2011年にパレルモから4200万ユーロ(およそ51.6億円)でパリ・サンジェルマンに加入したパストーレ。加入からしばらくはチームの中心的な選手として活躍を見せた。
しかしその後4-3-3の導入でポジションを失ってしまい、中盤ではマテュイディやヴェッラッティ、前線ではディ・マリアやルーカスの控えになってしまった。
パリ・サンジェルマンのオーナーであるナースル・アル・ハライフィは彼を気に入っているため放出は拒否している。
しかしウナイ・エメリ監督はパストーレの献身性の乏しさを懸念しており、選手自身もフランスを離れることを考えているとのこと。
今パストーレの獲得に関心を抱いているのはミラン、そして同じ街のライバルであるインテルであるそうだ。
また、ミランには先日報じられた噂にも進展があった。ズラタン・イブラヒモヴィッチの復帰というオプションは、決して非現実的なものではないという。
『Premium Sports』は、「ミランは、イブラヒモヴィッチの復帰を選択肢の一つとして考えている」と伝えたのだ。
2012年にミランからパリ・サンジェルマンに売却されたイブラヒモヴィッチであるが、いつも彼はミランへの愛を隠さなかった。
ミーノ・ライオラ代理人は、ジャンルイージ・ドンナルンマの契約更新の条件としてイブラヒモヴィッチの獲得を要求しているという話もあった。
もしミランが彼を復帰させるようなことがあれば、ライオラ代理人との関係も良好なものになりそうだが…。