『Sky Italia』のカヴァー・ソレコル氏は、ツイッターで「インテルは3000万ユーロ(およそ38.2億円)を調達した」と報じた。

今季中国の大企業蘇寧グループの傘下に入ったインテルは、その資金力を武器に多くの補強を行った。

しかしUEFAでは収入と支出のバランスを取るためにファイナンシャル・フェアプレー制度が存在している。

そのため、支出が大きく上回っていたインテルは昨季の段階で大きな赤字を計上しており、このまま年度末の6月30日を迎えると制裁の恐れがあった。

そのためにイヴァン・ペリシッチやマルセロ・ブロゾヴィッチの売却という噂が流れていたわけである。

しかし今回報じられたところによれば、インテルはこれらの選手を売ることなく必要としていた3000万ユーロを調達することに成功したという。

多くの選手に退団の噂があるインテルであるが、これによってクラブは選手をムリに売っていく必要はなくなった。

主力選手が残るということは、獲得される新戦力も加わって更に競争は激しくなる。長友佑都はそのなかでどうなるのか。

大きな資金力を持っているインテルは今夏どんな動きを見せるのか、注目である。

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