『Die Welt』は16日、「ボルシア・ドルトムントは、ピエール=エメリク・オーバメヤングの交渉に締め切りを作った」と報じた。
今夏のマーケットでボルシア・ドルトムントを離れるのではないかといわれてきたオーバメヤング。
しかし非常に大きな額を用意しているといわれた中国超級リーグのマーケットはすでに閉まっており、後は欧州内での移籍だけ。
動きを見せているのはチェルシーとミランの2クラブだと言われているが、まだその交渉は具体的になっていないようだ。
ドルトムントの経営最高責任者(CEO)を務めているハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏は以下のように話し、もう数日しか待たないと語った。
ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ(ボルシア・ドルトムントCEO)
「彼には何のオファーも来ていない。我々はあと数日間待つ。しかし、それ以上に長くなることはない。
個人的には、ピエールが残ってくれれば幸せだ。明らかに、彼がもっと多くの給与を得られるクラブが世界にはある」
なお、オーバメヤングは次のクラブで1000万ユーロ(およそ12.8億円)の年俸を受け取りたいと考えているとのこと。
ボルシア・ドルトムントは彼の価格を8000万ユーロ(およそ102.8億円)に設定しているが、ミランの提示は6000万ユーロ(およそ77.1億円)に留まっているようだ。