『Sky Sports』は15日、「カイル・ウォーカーを放出したトッテナム・ホットスパーは、ポルトガル代表DFリカルド・ペレイラを狙っている」と報じた。
リカルド・ドミンゲス・バルボーザ・ペレイラ、通称「リカルド・ペレイラ」は1993年生まれの23歳。
スポルティング・リスボンの下部組織で長くプレーしたが、その後ヴィトーリア・ギマランエスに移籍してプロデビューを果たした選手だ。
デビュー2年目で右ウイングのレギュラーを奪取し、その快速を活かしたドリブル突破で強烈な存在感を示した。
その活躍から同僚のティアゴ・ロドリゲスとともにFCポルトに引き抜かれるも、二人とも重用されなくなってしまう。
だがリカルド・ペレイラはニースにレンタルで放出されると、フランスで大ブレイク。サイドバックやウイングバック、あるいは3トップの一角としてハイレベルなプレーを見せている。
保有権を持つポルトは、彼の契約に2200万ポンド(およそ31.9億円)の解除条項を設定している。それが値下げされる可能性もあるとのことだが、ポルトはこれまでルーベン・ネヴェスとアンドレ・シウヴァを高値で放出しており、すでにわざわざ安く売る理由がなくなっているとも。
トリッピアのサブからスタートするであろう選手にそれだけの資金を費やすかどうか?それがトッテナムの決断を左右すると考えられている。